もうずっと支え合って生きてきていた

旅に出てからのたかしくんが悟りを開いたようになってたけど違ったんやな…。
気持ちを抑えたり諦めたりしてたんだ。
もちろん色んな経験をして成長していることは確かだけど。
弱さをずっと抱えていたんだ。
舞ちゃん視点だとたかしくんが寄り添ってくれてたように思えたけど、彼にとっては弱い自分にずっと寄り添ってくれてたのは舞ちゃんの方だった。

賞に応募する時に短歌を一緒に選ぶのも舞ちゃんだし。
舞ちゃんがたかしくんの想いが伝わりますように、と短歌が入った封筒に願いをこめてくれて、それが本質だと気付かされて。
舞ちゃんの嬉しい報告を喜んで、彼女に会えたらいつも幸せそうな顔をして。
頑張ってる舞ちゃんの記事を読んで微笑んで。
歌集出されへんかもと弱音を吐いたら、初めて作った短歌を諳んじて一瞬が永遠になるのが短歌だと言ってくれて…。
励まされて…。
かつて、消えてなくなりそうに辛かった時に来てくれたのも舞ちゃんで…(くるみちゃんもね!)そもそも舞ちゃんが昔くれたハガキがきっかけで五島に向かってますからねあの時は。

もうずっと大切でその想いが今溢れ出してたんだよなぁ。
本当に伝えられて良かったよ。
二人なら大丈夫だ。